OpenFOAM
はじめに OpenFOAMではsnappyHexMeshというユーティリティがあり、これを用いてメッシングを行う人も多いかと思います。 そしてその多くはblockMeshで作成した構造格子に対して、計算したいモデルのstlファイルを用いてsnappyHexMeshを行っているかと思いま…
はじめに OpenFOAMでは軸対象のモデルを計算するwedgeというモードが備わっています。 このメッシュの作成にちょっとコツがいるためまとめてみました。 はじめに 作業環境 作成したメッシュ wedge GEOMETRY 1. 中心部分をPartition 2. 扇形にする 3. 中心部…
はじめに 先日OpenFOAM-v1906がリリースされました。せっかくなので最新のParaViewと一緒にインストールする方法をまとめてみました。 注意 この記事の内容(コマンド等)に関して一切の責任を負いかねます。 sudoを用いたコマンドが頻出します。入力ミス、…
はじめに なかなかゴルフが上手くならないのでゴルフボールの周りの空気の流れを計算して最も飛距離を伸ばすための打ち出し角度と回転速度を求めてみました。 バウンドの計算は着地点の角度や芝の状態などにより大きく変化すると考えられるため、着地するま…
はじめに Pythonで使えるベイズ最適化ライブラリを用いてOpenFOAMのケーススタディを行っていく流れを説明していきます。 OpenFOAMを用いることである一つの条件下での流体の挙動を計算することができます。 ただ実際に用いる際には"複数の条件のうち最適な…
はじめに 下のようなメッシュ細分化を行った際の内容をまとめました。 意地でもヘキサ(ポリヘドラ)メッシュを扱いたいという人向けの内容になっております。 実際はここまでこだわる必要のない場合が殆どだと思いますのでドツボにはまらないようにご注意く…
はじめに PyFoamはOpenFOAMの操作を効率良く行うことができるPythonモジュールです。 Contrib/PyFoam - OpenFOAMWiki 何度もググるのを避けるために自分なりにPyFoamを使ってケーススタディをするときの流れをまとめてみました。 PythonプログラムはすべてJu…
はじめに 以下の記事ではconda-forgeのParaViewパッケージをインストールすることで、PythonでParaViewを扱う方法を紹介しました。 ただこの方法でうまく行かないマシンがありましたので、ソースコンパイルしたParaViewをPythonで呼び出す方法についても紹介…
はじめに Jupyter Lab上でParaViewをimportするためのインストール手順と例を紹介します。 はじめに 実行環境 インストール 下準備 活用例 参考文献 実行環境 Ubuntu 18.04 Python 2.7(Anaconda 4.5.12) OpenFOAM v1812 (ParaView 5.6.0) インストール 以…
この記事はオープンCAE Advent Calendar 2018 8日目の記事です。 qiita.com はじめに OpenFOAM始めたての頃にsnappyHecMeshで作ったメッシュが悪くて困っていたような記憶があります。 SALOMEを使って六面体メッシュを作れるようになると一気にやりやすくな…
車のどの窓を開けたら良いのか気になって調べてみたのですがいまいち良い答えにたどり着けませんでした。そこでオープンソースソフトウェア(OSS)を用いて車内の換気効率について計算し解析してみました。 最初に結論 60km/hで走るヴィッツの窓は「前2つは…